朝顔

-種には下剤の効果があるらしい。
-種には幻覚剤の効果があるらしい。
-昔育てた印象からか、懐かしいらしい。
-部室の一部で嫌われているらしい。

8月…その命尽きるまで。以下小説(ラノベ)っぽく


彼女との出会いは偶然だったのかもしれない。それでも私にはそれが必然に思えてならないのだ。今となっては朧気な記憶が、直感としてそう思わせる。

5月。夏の訪れを肌に感じる頃、私は彼女と出会った。巡り合わせだろうか、ひっそりと佇む彼女に出会ったとき、私は彼女を迎え入れずにはいられなかった。一方的な愛情だったかもしれない、それでも確かにそこにあったのは忘れ去られた温もりであり、童心だった。(自ら世話をしたわけではない)

6月。雨の降りしきる季節、彼女は目覚めた。若き命の息吹がすくすくと成長している姿は見ていて楽しい。もちろん、彼女の潜在的な生命力によるところが大きいだろうが、それでも昔を思い起こさせる((やる気のあった頃の俺))その生き様を見るのは私にも活力を与えてくれる((ただ与えてくれるだけで変化は特にない))。(もちろん、世話をしていたわけではない)

7月。雨の季節を終え、本格的な夏がやってきた。彼女はいつの間にか私を超えて見上げるほどになった。眩しく、上を目指すその姿は沈んでいる私をいつも励ましてくれる。この頃から私と彼女との仲を引き裂く声が聞こえてくるようになった((意訳:「引っこ抜くぞゴルァ!」「世話しろ!」))。それでも、私は彼女との生活に酔いしれていたのだ…それすら、幻想であるとも知らずに。いや、それは違った。昔を思い起こせば、そのことは知っていた。知っていたけれども、訪れる未来に知らないふりをしていたのだ。そして、彼女は私の前からいなくなってしまう。(やっぱり世話はしていない)

8月。暑さが身に凍みる季節。彼女は…私の前から消えてしまった。まだ幼い赤子((種))を残し、旅立っていったのだ。そこには空虚な空間((空になったプランター))が残り、私の心を空っぽにした。望んでも、彼女は戻ってこない。呼んでも、彼女が返事をすることもない。ただ、何もない。残り少ない命すら、暑さが蝕んでいくように思えてしまう。これが天命なのか、それとも何かの悪戯なのかはわからない。それでも、彼女の残した希望を育てることが、私の使命のような気がしてならないのだ。

……また、逢えるよね。((意訳:来年種を植える))
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